ローム株式会社
<新製品ニュース>

ローム 1005サイズで0.33Wを実現!高耐サージチップ抵抗器を開発

ローム株式会社

ロームは、1005サイズで0.33Wの定格電力を実現した高耐サージチップ抵抗器を開発しました。独自の抵抗体設計と耐サージ材料の採用により、従来品よりもサージ耐量を高めながら、小型化と高電力化を両立しています。これにより、基板スペースが限られる機器でも高い信頼性を確保できます。車載機器をはじめ、産業機器や電源回路など、サージへの耐性と小型化が求められる幅広い用途への展開が期待されます。(ミタチ産業要約)


1005サイズで0.33Wを実現!高耐サージチップ抵抗器を開発

SDR01 series Package



ローム株式会社(本社:京都市)は、車載機器、産業機器、民生機器に加え、AIサーバーなど高密度実装化が進む電子機器向けに、1005 Metricサイズの高耐サージチップ抵抗器として業界最高クラスとなる0.33Wの定格電力を実現した「SDR01シリーズ」を開発しました。

新製品は、抵抗体および電極部の設計を最適化することで、耐サージチップ抵抗器に求められる信頼性を確保しながら、1005サイズでの高定格電力保証を実現しています。これにより、上位サイズからの置き換えや抵抗器の集約が可能で、省スペース化や部品点数を削減できます。

定格端子温度*1であるTk=125℃まで0.33Wを保証しています。高密度実装や発熱部品周辺など、温度条件が厳しい環境でも使用しやすく、熱設計の負担を軽減します。

加えて、TCR*2は±100ppm/℃(10≦R≦2.2MΩ)を実現しているため、温度変化による抵抗値変動を抑えることで安定した回路動作をサポートし、電源回路やインターフェース周辺の小型化・高信頼化を後押しします。

ロームは、今後も高信頼チップ抵抗器のラインアップを拡充し、電子機器の小型化、高電力化、高信頼化に貢献していきます。


※2026年8月20日現在 ローム調べ

<開発の背景>

近年、電子機器の高機能化・高電力化に伴い、車載機器、産業機器、民生機器を問わず、小型かつ高電力に対応した電子部品の需要が高まっています。チップ抵抗器においても、耐サージ品などの高信頼抵抗器で小型化ニーズが拡大しています。こうした中、電源回路やインターフェース周辺では、サージや静電気(ESD)への耐性に加え、高電力対応が求められています。ロームはこれらの多様なニーズに応えるべく、小型・高電力・高温領域対応・高精度を兼ね備えた高耐サージチップ抵抗器「SDR01シリーズ」を開発しました。

<アプリケーション例>

車載・産業・民生機器などにおける、小型化・高電力・高信頼化が求められる電源回路や制御回路を搭載した電子機器

<用語説明>

*1) 定格端子温度
製品の定格電力を100%印加できる、製品の端子温度の最大値を示す。定格端子温度は、製品のシリーズやサイズ、場合によっては抵抗値によっても変わる。
*2) TCR(Temperature Coefficient of Resistance:抵抗温度係数)
抵抗器の抵抗値が温度変化に対してどの程度変化するかを示す指標。数値が低いほど、温度変動による抵抗値の変動が少なく、安定した性能を提供できる。記載のTCRは抵抗値許容差F級(±1%)品の保証値。


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