日本ケミコン株式会社
<新製品ニュース>
日本ケミコン 鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル「FXシリーズ」を開発
日本ケミコン株式会社
日本ケミコンは、従来品(FWシリーズ)比で透磁率を145%向上させた鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル「FXシリーズ」を開発しました。この製品は、スイッチング電源、インバータ機器、車載機器のノイズフィルタとして有効で、小型軽量化と高性能化を実現します。透磁率45000を達成し、従来よりも小型化されたサイズで高性能のノイズフィルタを提供します。サンプル対応は既に開始されており、2025年6月以降に量産対応予定です。生産はケミコン東日本株式会社岩手工場で行われます。(ミタチ産業要約)
鉄基ナノ結晶合金コモンモードチョークコイル「FXシリーズ」を開発
2025/05/16 RELEASE
Press Release
2025年5月16日
このたび日本ケミコンは、100kHzでの透磁率を従来品(FWシリーズ)比で145%に向上したコモンモードチョークコイル「FXシリーズ」を開発いたしました。スイッチング電源、インバータ機器および車載機器のノイズフィルタとして、小型軽量化、高性能化に有効な製品として提案いたします。
私たちの生活を取り巻く電子機器の多くはノイズを発生し、その対策が必要です。また、高密度化を加速する装置においては、限られたスペースに設置するためにノイズフィルタの小型化が急務です。
新製品「FXシリーズ」は、磁性材料と加工プロセスの改善により、ノイズ規制に有効な高周波域の透磁率特性、インピーダンス特性を大きく向上し、同材質コアでは唯一の透磁率45000を実現しました。従来よりも小型化されたサイズで、同性能のノイズフィルタを提供いたします。
*1:Typical値
*2:コア寸法(磁性材)[mm] 外径37×幅15、巻数1ターン検討例
*3:内径23mmサイズにおける小型化検討例(磁性材比)
コイル寸法[mm]:外径31×幅18~外径60×幅39
コイル仕様(参考):定格電圧250V~1000V、定格電流5.5A~39A
インダクタンス(10kHz)3.5mH~38mH、(100kHz)1.0mH~11.5mH
サンプル・量産対応
「FXシリーズ」は、既にサンプル対応中であり、2025年6月以降の量産対応を予定しています。生産はケミコン東日本株式会社岩手工場(当社100%子会社)で行います。
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