株式会社村田製作所
<新製品ニュース>
村田製作所 「無線センサアナログ出力監視ユニット」シリーズに、短パルス対応製品を追加
株式会社村田製作所
村田製作所は、設備保全業務の効率化を目的とした「無線センサアナログ出力監視ユニット」シリーズに、10 ms(0.01秒)以上の短パルス信号に対応する新製品「LBAC0ZZ2ZS-001」を開発・量産開始しました。従来対応できなかった高速パルス出力機器に対応し、無線通信性能を強化。蓋のスナップフィット構造や、4.0-6.6 mm/9.0-14.0 mm径ケーブルに対応するケーブルグランド構造を採用し、操作性・施工性・防水性を向上しています。これにより、電力量計・流量計・圧力計など既設機器の無線化・遠隔監視がより容易になります。(ミタチ産業要約)
無線センサアナログ出力監視ユニット」シリーズに、短パルス対応製品を追加
- その他
2025/11/04
株式会社村田製作所(以下、「当社」)は、設備保全業務の省力化に貢献する「無線センサアナログ出力監視ユニット」シリーズに、短パルス※1(10ms(0.01秒)~)対応の新製品「LBAC0ZZ2ZS-001」(以下、「当製品」)を開発し、量産を開始しました。
- ※1パルス:センサや計測機器が、特定の条件や動作が発生した瞬間にだけ出力する短い電気信号。
当社の「無線センサアナログ出力監視ユニット」は、電力量計や流量計、圧力計などの接点・パルス出力をセンシングしてデータを自動収集し、無線で送信します。遠隔で稼働状況の把握や異常検知ができるため、巡回点検工数の削減や故障の予知に貢献します。また、配線工事不要で、施工・保守コストを削減します。
当製品は、従来品に比べて短パルス(10ms~)対応による高速カウントが可能となっており、従来機種では対応できなかった高速信号出力機器にも活用できます。また、無線通信性能の向上に加え、蓋の開閉にスナップフィット※2構造を採用することで、容易に操作可能になりました。さらに、ケーブルグランド※3構造を導入し、幅広い種類のケーブルに対応できるなど、利便性を大きく向上させています。
- ※2スナップフィット:材料の弾性を利用し、ネジや接着剤を使わずに部品を固定する方法。
- ※3ケーブルグランド:ケーブルの接続部を保護し、雨やほこりなどが機器内部に入り込むのを防ぐ部品。当製品に同梱のケーブルグランド使用時のケーブル径適用サイズは、4.0~6.6mmまたは9.0~14.0mmになります。
当社は今後もお客様のニーズに対応した新しい無線センサユニットの開発に取り組み、工場のIoT化に貢献していきます。
主な特長
- 接点・パルス出力データの無線通信※4による遠隔監視が可能
- 短パルス(10ms~)対応により、高速信号出力機器にも対応
- 蓋の開閉にスナップフィット構造を採用し、操作性向上
- ケーブルグランド構造による防水対応設計。多様なケーブルサイズにも対応。
- ※4無線通信距離の目安は、400m(屋外見通しの良い直線)になります。実際の環境で評価のうえ活用をご検討ください。
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- お電話でのお問い合わせ:052-856-2550
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